2022年4月10日日曜日

なぜ公立中学に制服があるのか

  誰しもが義務教育で中学時代を経験します。ですが、公立中学に制服があることは当たり前なので、なぜなのかと疑問に感じる人は少ないのではないでしょうか。一方で、高校は私服が認められている学校も存在します。みんな公立の小学校は100%の確率で私服なのに急に中学に上がると制服になるわけで、何なんだろうという感じ。しかも制服とセットでジャージがあるので、私服とは無縁になりますよね。最近の小学生はおしゃれなので、公立中学に進学する場合「制服がダサい」と感じる子どもは多いのではないかと感じます。嫌々でも制服は着用しなければなりません。親御さんにとっては私服代がかからなくてリーズナブルなのかもしれません。

 社会においては一定の職業に制服が存在します。コンビニの店員からパイロットまで、さまざまな制服があるのです。ですので、中学に制服があっても何ら不思議ではありませんし、社会勉強を早いうちからやっておくみたいな感覚なのかもしれません。それから生徒の画一化。私服にしてしまうと思春期を迎え、最も多感な時期に私服に興味を持ってしまわれると先生側、大人側が困ってしまう、そんな捉え方もできるでしょう。カラフルに髪を染めた学生にウロウロされたら確かに大人は困惑してしまいますしね。

 僕は中学校が公立でしたが、おしゃれなブレザーの中学校でした。そのため制服に対する抵抗はありませんでしたし、タイトルにあるような疑問に思うこともありませんでした。最近、近所の中学生が入学式を終え、ダボダボの新しい制服を着ているのを拝見し僕は疑問に思うに至りました。自分の人生において制服は欠かせないものであるという人は一定の数いるでしょうから、ぜひ楽しんで制服を着ていただいて、逆に制服が嫌だという人は学生時代は我慢をするしかありませんし、卒業してしまってからは私服を楽しめるご職業に就いてくださればいいだけの話ですよね。


 

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