2022年7月28日木曜日

空元気

  知人で会社の採用担当をしている人がいて、彼いわく「空元気でもいいから、元気な人を採用しているよ」とのこと。確かに元気がない人を採用すると大変なことになります。マイナスのオーラは人に伝染するからです。とはいえ、性格の問題上、暗い人もいるわけです。暗くて絵がうまい人は漫画家のアシスタントをするといいと聞いたことがあります。僕は暗くないので、大丈夫なのですが、学生時代は「暗っ」と思う人が一定数いました。そんな暗い人には近づかないようにしておりましたが、暗い人はどのような人生を歩むのでしょうかと気になる部分でございます。そもそも家庭環境や友人知人の問題で暗い人が誕生してしまうのではないかと考えることができます。親が暗い場合、明るい子どもが誕生する確率は極めて低いでしょう。

 明るい元気な人は、同様の人を呼び寄せる縁のようなものを持ち合わせているのです。だからご自身で暗いと悩んでいる人はタイトルにもあるように空元気を出して、元気な人を演じてみる。とりあえず挨拶から始めましょう。「おはようございます」と元気に言うことはきっと誰にでもできるはずです。もしも挨拶もできないほど暗いかたである場合は、無理に元気を出す必要はないです。周囲の人も「暗くてヤベーやつ」と認識するので、ある意味認められるのです。暗いということは自分の世界観をお持ちのかた、と換言ができます。

 小学校の頃、6年間一言も発しなかった女の子がいました。おそらく今の学校制度であれば自閉的な障がいのあるお子様と認定され、普通学級にはいなかったはずです。彼女がその後、どのような道を進んだのかは不明ですが、幸せになっていてほしいと考えております。とにかく僕は明るくて元気な人が好きなので、そういう人と仲良くやっていけたらと考えております。


 

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