歳を取ったと感じるのが音楽番組で若い人から人気のあるアーティストの曲がみんな同じに聴こえる時。これはあるあるなのではないでしょうか。それから顔。若い人の顔がみんな同じに見えてしまうのです。これは黄色信号ですが、僕は老いに抗うことはしたくないですね。大切なのは時代との距離感。僕はもう時代の主役を狙えるような位置にはいないので、名脇役を目指したいと考えております。換言すると助演男優賞でしょうか。たとえばSNSはやるけれどものめり込まないとか、とにかく流行っているものに支配されないこと。時代との距離感をうまくつかむことは生きる上で大切なのではないでしょうか。若者はどんどん主役狙って良いと思います。若いって素晴らしいですから。
冒頭の若者から人気のアーティスト、つまり最近の音楽はリズミカルで高音と低音を激しく移動する、そんな感じ。僕には絶対カラオケで歌えないと思いますね。ちなみに僕の18番は石原裕次郎の『わが人生に悔いなし』(古っ)。古いですが、名曲だと考えております。一緒にカラオケに行った人からは笑われます。「ツンデレさん、石原裕次郎って誰っすか?」と言われるのですが、それがなんとも悲しい話。現在の芸能界にはいないスーパースターでした。もう2度と石原裕次郎や美空ひばりのような昭和界のスターは誕生しないでしょうね。最近の若者にも美空ひばりの歌のうまさは通用すると思うのです。誰が聴いてもすごい歌唱力だと感じるでしょう。
年齢を重ねて良かったと思うのが、感覚が研ぎ澄まされること。変な人とはかかわらないとか、しつこい人を避けるとか、防御力が高まるのが歳を取る良い点。人間関係は距離感が大切です。僕はやたら寄ってくる距離感のおかしい人大嫌いです。中でもしつこい人とは2度とかかわりたくないですね。アフロ時代には変な女性ばかりから好意を寄せられて避けるのが大変でした。やはりふつうが1番だと思います。ふつうにしていれば時代ともうまく付き合っていけると信じております。これからもふつうでありたいですね。
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