2023年6月24日土曜日

ステータス

  知り合いの人で某小売店で働いている人がいます。「どうして最低賃金に近くて覚えることが多くて体力的にもキツいのに〇〇〇〇で働き続けるのですか?」と尋ねたら「ステータスだから」とのこと。つまりブランド品を身につけているような感覚なのでしょう。確かに外から見るとキラキラしているように見えます。しかし、実際には離職率が高くてブラックな印象。それからあまり店員さんをジロジロ見ている人はいません。要は影武者みたいな感じ。それでも前述の通り「あの人〇〇〇〇で働いているから」と言われるので、何としてもしがみつきたいのでしょうね。とはいえ、年齢上がってできる仕事に見えないので、若くないとキツいのではないでしょうか。

 基本的にどんな仕事も若い人に有利な状況下にあると思います。なぜなら若いほうが覚えが良いからです。昔の知り合いで東大の大学院に通っている学生さんがスーパーでバイトしたらしいのですが、まったくメモらずにすべてを記憶したそうです。やっぱ頭良いってすごいことですね。僕は割と記憶力良いほうですが、きちんとメモることを習慣化しています。これは家の中のことも同様です。部屋にワックスをかけたら、きちんとメモっておく。するといつ何をしたかが可視化されます。もちろん記憶があることがベストですが、ついつい忘れてしまうこともあるでしょう。

 就活の経験があるかたは有名企業に入りたいと考えるはずです。冒頭の知り合いは時給が最低賃金に近くてもがんばっているわけです。腐っても鯛なわけです。僕はイラストレーターですが、芸術家崩れのイラストレーター。夢破れし男です。ミニマリストになったので、ステータスなんて気にしませんね。何もなくても心は豊か。これが1番です。とりあえず無理して働くと体調を崩したり、病気になってしまったり踏んだり蹴ったりだと思います。ステータスを気にされるかたは、どうかお体だけは大切にしてほしいと僕なんかは願うばかりです。


 


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