僕は以前、過去に固執する人でした。大変、良くない傾向でしたね。ですが、歳とともに忘れ上手になれたので、過去に固執することがなくなりました。たとえば仕事関係で、嫌なことを言われて、そのことが胸に刺さって気になる。そんなかたは多いのではないでしょうか。真面目な人ほど、些細なことを気にしてしまうので、大変な問題。僕が心がけているのが、人から嫌味のようなことを言われたらすぐに忘れることにする。人生を前向きに生きるヒントが、そこに隠されているのです。
大学生の頃の僕はまだ過去に固執する人でした。一例を挙げますと「変な顔してるね」とイケメンではない男性から言われたことがありました。顔は親からもらったプレゼント。選ぶことができません。この指摘には結構長らく悩まされました。乗り越えるきっかけになったのが、当時の彼女でした。「柴犬みたいな顔して、すごく好き」と言ってくれたので、悩みは払拭されました。言葉は不思議なもので、人を傷つけたり、また救ったりするので慎重に発言をしなければならないと思います。保育系の施設にいる頃「キモい」「キモいって何?」と口論になっていたお子さまたちのケンカの仲裁をした時には難しいと感じましたね。「キモい」と言った側が、たいして事の重大さを感じていない場合でも、言われた側が大変傷つくということがあるかと思います。
僕が大嫌いなネチネチした人。彼らも過去に固執する人たち。僕は彼らに「終わったことなんか忘れちゃいましょうよ」とアドバイスしたいのですが、彼らはネチネチすることをやめませんよね。人のことはコントロールできない問題です。だからせめて自分だけでも過去に固執するのはやめにして、前を向いて生きていく。周囲の人で過去に固執する人がいらっしゃる場合はガン無視して、自分だけは過去にこだわることなく、明るい未来を手に入れましょうね。
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