今までに「愛してる」って言ったことがない僕なのですが、みなさまはいかがでしょうか。実際問題、女性に「好き」と言ったことはあります。ところが「愛してる」はちょっと恥ずかしいと言いますか、なんだか抵抗があるので、言えていませんね。外国人とかは感情を前面に出しますので平気で言えてしまうのだと思います。そもそも愛って何なんでしょうね。考えさせられる問題。身近な子どものことを宝物のように感じています。それはきっと愛なのでしょう。だからと言って恥ずかしくて「愛してるよ」なんて言えません。僕は両親からも「愛している」と言われたことはないです。
保育系施設で働いていた頃、楽しみにしていたのが「好きな人がいるんだ」とお子さまに打ち明けられることでした。子どもは心を開くと必ず好きな人を僕に教えてくれました。信頼関係が構築されていた証でもあります。今、保育系施設で働いても結果的に信頼関係は築けないでしょうね。僕自身のお子さまに対する感情が萎えてしまっていること、お子さまとの年齢が離れすぎていることが、挙げられます。お子さまは若い先生が好きなので、一緒になって走り回れる体力も必要となります。男性の先生で1人、非常に尊敬できる人がいました。彼は愛情の塊のような人で愛に満ち溢れていました。自分の子どものように1人ひとりと接していて、丁寧な部分が僕に尊敬の気持ちを抱かせたのだと振り返ることができます。その人はもう定年を迎えているので今、元気にされているでしょうか。1つ微笑ましいエピソードを記したいと思います。男の子が女の子にちょっかいを出して女の子が泣いてしまったのです。その時に彼は男の子と同じ目線になってしゃがみこんで「〇〇くん、好きならちゃんと好きだと言わなきゃダメですよ」と優しく言ったのです。こういうことはできそうで、できないことです。ほとんどの先生がスルーするかもしれない事例ですね。
これから先に死ぬほど愛してしまう女性に出会うかもしれません。そんな時にはきっと自然に「愛してる」って言えるのではないだろうかと期待している自分がいます。仮に現れなくても、それはきっとそれだけの人生だったわけです。無理に人を愛することは不自然ですし、無理することは体に良くないので、ナチュラルに生きていきたいと考えております。
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