日本人大リーガーと言えば?とお尋ねしたら老若男女が「大谷翔平」と答えるでしょう。そんな大谷翔平選手は現在ワールドシリーズの真っ只中。しかし、昨日のヤンキース戦で肩を負傷してしまいましたよね。世界中のファンたちが心配をしている部分。僕もその1人です。こういった状況で思い出されるのがイチロー選手。おそらく歴代の日本人大リーガーで唯一、まともなケガをしなかった選手です。なぜなのだろうと考えてみるとやはり危機管理が徹底されていたからなのではないでしょうか。たとえば、昨日の大谷翔平選手のケガのシーン。果たして盗塁する必要があったのか、議論の余地があるでしょうね。
イチローはかねてから進塁におけるヘッドスライディングを否定している人物です。理由はケガをするリスクが高いから。ケガをしてチームを離れることは1番ダメージが大きいことです。しかも大谷翔平選手クラスになるとなおさらのことです。ただプロスポーツの世界において、ケガはつきものです。そして、ケガを心配していたら何もできないとも言えるでしょう。
イチロー選手は現役時代に試合前にかなり入念なストレッチを行なっておりました。僕はそのことを鮮明に記憶しております。僕個人の勝手な憶測ですが、ケガのリスクを最小限にするために最善の準備を怠らなかった結果が、ケガを防止したとも考えられます。その意味でイチロー選手は、すごかったと振り返ることができるのです。
大谷翔平選手の悲願であるワールドシリーズ制覇は目前ですが、当の本人が出場できないとなると、不完全燃焼で2024のシーズンを終えることになってしまいます。ケガの度合いが軽症で、残りの試合に間に合うことを世界中が望んでいることでしょうし、イチローがいかにすごかったかを、若い人たちにもぜひ知っていただけたら、と僕は考えてしまうのです。
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