僕はよく気が利く人だと評されます。自分で言うのも何ですが、視野は広いほうだと思います。たとえば具体的にどんなことが気が利くことなのかというと、ゴミ箱がいっぱいになっていたらまとめて新しいゴミ箱を設置するとか、トイレットペーパーがなくなっていたら補充するとか簡単なことです。ですが、できない人は全然できませんし、職場とかでもやる人は限られているので、興味深い部分。気が利かない人は、その事実に気づきません。そうです。気づいていないのです。つまり自覚症状がないということ。それでは気が利くかどうかは、どこでポイントとなるのか考えた場合、やはり遺伝が多いのではないでしょうか。僕の場合、母が非常に気が利きます。僕はそれを受け継いでいるので、DNAということになります。
友だちで気が利かない人がいる場合は、困ったことですが、本当に親しい間柄であれば「気が利かないよね?」と指摘することができるでしょう。そこで具体的に「こういう時にはこうすれば良い」とか教えてあげればいいのです。エスカレーターでは右側を歩かないと伝えたり、本当に簡単なことでも気が利くとはどういうことなのかを示してあげれば、必ず理解してくれると思います。保育系の施設で働いていた時にはトイレ掃除を嫌がる若い男性が職場におり、代わりにいつも僕がしておりました。施設長からは「いつもありがとう」と感謝されていました。ああいう人って辞めないので今も無神経で気が利かない人なのだと思いますね。
そもそも気が利かない人に気の利く人間を目指せということは酷なことなのかもしれません。だから気が利く人ががんばって、気の利かない人をカバーしていく、それしかないのではないでしょうかね。世の中は助け、助けられ生きているので周りの人に感謝すること、それが大切だと考えております。今日はこの辺で。
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