数年前に僕はファッションを卒業しました。それからいろいろなこだわりを捨てることで、僕の個性は完全に消えていきました。今では本当に印象の薄いふつうの男です。それではふつうって何だろうと考えた時に、僕は特徴のないことだと考えております。今の僕には何の武器もありません。きっとそれでいいのだと思うのです。なぜならこれは僕の人生だから。
このブログをご覧になっているお若いかた。みなさまには明るい未来が待っています。どんどん個性を磨いて自由に自分らしく生きて行ってほしい、僕は心の底からそう思います。ただ、僕のような失敗はして欲しくないので、ご参考までに記しておきたいです。個人的にはアフロヘアにし、ファッションにこだわったこと。これは失敗でした。具体的に言うと、アフロヘアに似合う服はファンキーなものが多いので、服にお金をかけるようになってしまったのです。大変な無駄遣いでしたね。髪の毛を切った時に残されたのは、自分には似合わない柄物の古着のオンパレード。衣装部屋は一瞬で汚部屋と化しました。
過去のことは置いておいて、これからのことを話しましょうか。僕はこれから身分相応の人生を歩んでいくと思います。それは僕が本当にふつうだからです。ふつうの人間にはふつうの将来が待ち受けているだけです。僕はこの事実を受け入れましたし、多くを望むことはしないのです。ふつうの人生を楽しめること。それが僕の新しい武器なのかもしれませんね。今日はこの辺で。

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