2017年6月11日日曜日

子どものイライラ

 身近に小さい子がいると、その子どもがどんな性格かとかを自然と見ることになります。一緒にスポーツをして遊んだり絵を描いたり字を書いたりすることで、大人と同様に子どもが十人十色の人格を有していることに気付かされます。
 子どもは言葉を話す前は表情、しぐさ、泣く、笑うことでしか、自身の状況を伝えられません。ようやくある程度の語彙を話すようになった時に、大人と意思の疎通をとれるようになります。そして大人とコミュニケーションがとれるようになると、今度は大人の真似をするようになります。中でも子どもがイライラする表情は大人と何ら変わりません。はたから見ると、不快な表情を子どももするのです。
 ですが、大人のイライラと、子どものイライラには違いがあります。子どもは欲しいものを買ってもらえなかった、友だちとケンカした、眠い、お腹が空いたという極めて単純な理由がほとんどであり、僕は子どものイライラの大半は空腹の時だと分析しています。大人だってお腹が空くと、少々イライラしますが、子どもほど露骨にイライラすることはありません。
 偉そうにオトナ目線で文章を綴ってきましたが、子どもは子どもで、周りの大人がどんな大人なのかを観察しているのです。そのことを大人は絶対に忘れてはならないと思います。

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