世の中には流行り廃りが存在します。流行を作りだそうとする広告と、それらに躍らされる消費者、流行を継続しようとする広告と、流行に飽きてしまいそっぽを向く消費者。時代は確実に流れます。だから流行と書くのでしょう。
僕が学生の頃に、スニーカーを中心としたスポーツブランドが流行したことがありました。残念ながら、僕は周りと一緒というのが嫌だったので1度もそのブランドの商品を購入したことはないのですが、今、そのスポーツブランドの栄光ははっきり言って翳りを見せています。
つまり、もう現在は、流行の只中にいないのです。では、なぜあんなにも流行っていたのかというと消費者が躍らされていたのです。何も考えずに、周りが着用しているからと購買を続けてしまった結果だった、それだけの話です。
そして、そのスポーツブランドは流行には廃りも訪れるという認識が甘く、次のステージに備えた企業努力を怠ったから生き残ることに失敗したのでしょう。スポーツブランドは1度メジャーになると、よほどのことがない限りは衰退をすることがありません。それなのに、僕がタイトルにも記したスポーツブランドは、完全に凋落しています。その名前を口にするだけでも何だか気恥ずかしいのです。人間というものは努力を続けていないと落ちぶれてしまうことをそのスポーツブランドは僕に教えてくれました。その意味で感謝をしております。
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