2022年9月24日土曜日

味が出てきた

  ミニマリスト御用達の財布、アブラサスの財布。かれこれ数年、これを使用しておりますが、最近、非常に味が出てきました。本革の薄い財布なのですが、革なので、長年使用していると、個人的なモノになってきます。ミニマリストがおすすめする商品は他にもたくさんあるのでしょうが、僕はアブラサスの財布だけが自分に合っていると感じております。アブラサスの財布は薄いことを売りにしているのですが、リュックで薄いものはペットボトルが入らないので、僕には合いません。だから何でもかんでも薄くすればいいわけではないのです。以前はリュックで革のものがありましたが、メンテナンスが面倒くさいという理由から処分をいたしました。それから革のリュックは雨の時に使用ができません。革は雨に弱いからです。そこまでして所有するメリットはないことからも、処分という選択肢は正解であったと考えております。

 モノに固執しないこと。これはミニマリストにとって、非常に必要な問題です。台風の影響で車が雨に屋根まで使っているのをニュースで見た僕は「車もモノなんだな」とふとつぶやきました。どんな高級車も水没してしまっては、単なるモノにすぎません。友だちから「ツンデレは何も持っていないから気楽でいいな?」と軽くディスられましたが、それは事実です。僕は非常に気楽なのです。昔はビンテージジーンズとかを大切にしておりましたが、バカだったのではないかと今では回想いたします。実際問題バカだったのでしょう。理由はモノに支配されていたから。モノは所詮モノなのです。それから自分に見合わないお金。お金は天国へは持っていけません。知人が「先輩が結婚して変わっちゃった」と言うので詳細を聞いたら、よくおごってくれた先輩が結婚してから、コーヒー1杯もおごってくれなくなってしまったと言うのです。奥さんがケチなのか、倹約家なのか、詳しいことは他人にはわかりませんが、缶コーヒーくらいおごってあげても良いのではないかと僕なんかは思いますね(パイセンなんだからさ)。

 ミニマリストは気に入ったモノを非常に大切にします。冒頭のアブラサスの財布も壊れない限りは今後も長いこと使用し続けたいと考えております。みなさまもモノは大切にしていただいて、ミニマリストに憧れのある人はいろいろな文献やネットを活用して勉強してみると非常に有意義な日々が送れることと確信をいたしている次第でございます。


 

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