世の中には流行り廃りがあるもの。当然、廃れていくものたちがあるのです。僕は、あるアプリに一時期ハマっていたのですが、最近距離を取るように。理由は自分の中で、廃れていくものの中に入ってきたからです。ピンときたと表現すれば良いのでしょうか。「これ終わっているぞ」と確信したのです。流行をキープしている産業はすごいと思いますね。一方で、廃れていくものは自然の流れで確実に出てきてしまいます。知人と話していて思ったのですが、ある漫画のタイトルを出したら「それ昔の漫画じゃね?」と言われ、僕の感性が世間とズレているのだと自覚をいたしました。今でも連載している漫画なのですが、言われていることは理解できました。昔流行ったということです。知人にとって、その漫画は廃れているものに該当するのでしょう。
書店に行ったら結構な量のミニマリスト関係の書籍があり、僕は「ミニマリストって昔流行ったよね」と言われる日が来るのだろうと感じました。なんだか寂しいですが、僕はミニマリスト仲間とかいないですし、ひとくくりにされるのは心外だなとも思います。とはいえ、ミニマリズムは奥が深いので何十年もかけて突き詰める価値があるものだと考えているので、10年後も僕はミニマリストでしょう。廃れていると笑われても、僕はずっとミニマリストです。
廃れていると同じような表現として「終わっちゃっている人」が挙げられます。ある一時期は自分の仕事を成し遂げたけれども、もうすべてを出し尽くしちゃった人のことです。子役で若い頃に活躍したにも関わらず、大人になって消えてしまった人は、その典型例です。それから政治家。「もう終わっちゃっているんだから、表に出るのはやめようよ」とついついテレビに向かって語りかけてしまいます。彼らは甘い蜜を吸ってしまったので、表に出ることを止めようとはしません。自分が終わっていることも自覚をしていないのです。
これからも流行がある限り、廃れていくものが出てくるはずです。それはみなさま次第で、ご判断をし、廃れていくものからは「ありがとう」と言ってお別れをする。それは寂しいことですが、世の中の流れを自分1人で変えることはできませんから、世の中の流れを素直に受け止めましょうね。
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