僕はよく「良い人だね」と言われるのですが、自分ではよくわかりません。しかし、家庭環境や友人関係には恵まれているので悪人ではないですね。人に嫌なことはしないという前提があります。これは大切だと思うのです。先日、知り合いになった友だちから「昔、パワハラされて仕事辞めたことあるんだ」と打ち明けられた時にはそのパワハラした人を許せないという気持ちになりました。彼は接客業をしているのですが、常連さんのお客さまで耳の不自由なかたがおり、その人とコミュニケーションを取るために手話を覚えるほどの努力家です。とても優しいので彼とのLINEは恋人同士のように終わりがありません。タイトルにあるように「善き人になること」は個人的には重要なことだと考えております。
人に嫌なことをする人って自覚症状がないみたいですね。精神的に貧乏な人なのでしょう。これは結構興味深い問題で、お金持ちでも精神的に貧乏な人は存在するのです。逆に経済的に困窮していても精神が豊かであることはありうるのです。以前に農業のバイトをした時に、休憩中におにぎりが2個しかないのにも関わらず、1個僕に分けてくれたおじいさんの労働者がいました。おそらく経済的にはあまり裕福ではなかったと思うのですが、おにぎりを分けてくれた行為に僕は感動し、おじいさんの誕生日には花束をプレゼントしました。おじいさんはとても喜んでくれて「こんな若者に花をもらったのは初めてだよ」と満面の笑みを僕に見せてくれました。元気にしているでしょうか。あくまでもこれは一例ですが、経済的にあまり恵まれていなくても心が豊かな人は実在するわけです。
人は人の数だけ価値観があると思います。人に嫌なことをする人は、きっと増えはしても減らないでしょう。ところが死んだ後に、その人がどんな人だったかを周囲にいる人が語るわけです。「残念だ」と言われるか「あいつやっと死んだ」と喜ばれるか、2つに1つなのであれば、どちらが良いのかなんて語る必要はないわけです。みなさまも善き人になることを目指してみてはいかがでしょうか。
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