僕は毎日、約30分くらいでしょうか、何もしない時間を設けております。いろいろとアイデアが浮かぶ性格であり疲れてしまうので、何もせずボーッとする時間を大切にしているわけです。ところが何もしないということは実は非常に難しいこと。最初の頃は時計を気にしてしまい「あれっまだ5分しか経っていない」というように何もしないことは困難なことなのです。これは瞑想に近いのかもしれません。だんだんと慣れてくると何もしないということができるようになります。そして、何もしないことが非常に気持ちの良い行動であることに気づかされます。日常の些細な悩み、仕事に関すること、人間関係、これらをまったく考えずボーッとするのです。無になる感覚に近いので、ご興味のあるかたはぜひやってみることをおすすめしたいです。
以前に1度、友だちと遊んでいた時に瞑想をしてしまい「おい、ツンデレ、大丈夫かよ」となったことがありました。これは軽い笑い話。僕の世代で瞑想をしている人は少ないのでしょう。彼らは僕の瞑想にビビっておりました。「このまま死んじゃうのかと焦った」と友だちからは心配されました。そもそも「何もしない」ということを悪と考える風潮があるのかもしれません。僕は眠る前に何もしない時間を取っていますね。そうすることでふつうの時よりも、よく眠れる感じがします。頭をリセットさせるという感覚に近いのでしょうね。
そういえば最近電車の中で寝ていないなと思いました。電車で眠ることはとても気持ちの良いこと。僕は学生時代、よく乗り過ごしてしまいました。瞑想は眠ることとは異なるので、多少の訓練、練習が必要です。僕は無趣味ですから瞑想を趣味にできたらと考えております。これからも日々の中で何もしない時間を大切にしたいです。みなさまも何もしない時間をお作りになってみてはいかがでしょうか。
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