たとえば、初めて入店したスーパーがあるとします。そこでカレー粉を探して見つからない場合、近くにいる店員さんに聞くと大きく分けて2パターンの接客をされます。「あっカレー粉は7番のところっす」というパターンと、カレー粉のところまで一緒について行ってくれて「カレー粉はこちらでございます」と親切にご案内していただけるというパターン。後者のほうが圧倒的に少なくて9:1の感じ。ちなみに僕はアパレルやっていた時には1割のほうでした。ですのでお客さまから「親切にありがとう」とよく言われておりました。懐かしい思い出。逆に9割の店員さんは親切ではないと言えると思うのです。100均とか行っても雑な接客のところが多いです。先日はある100均でおもしろい出来事がありました。カレンダーを探しても見つからなかったので、品出しをしている店員さんに「カレンダーどこですか?」と尋ねたら「あっもう売り切れました」とのこと。これはあやしいと感じた僕は別の店員さんに「カレンダーどこにありますか?」と聞いたところ「あちらに少しですがあります」とのこと。いい加減な接客は人を不快にすると僕自身も実感しました。
親切心を持つ人は丁寧な人に多いと思うのです。電車の中で席を譲ったりすること。これも親切丁寧な人からでないと生まれない行動。僕も若い頃よく席を譲ったりしました。将来、席を譲っていただくことはあるのでしょうか。人間は人にしたことが自分に返ってくると聞いたことがあります。ですので、将来が楽しみ。それから呼び方。僕は子どもの頃から人を呼び捨てにすることが苦手でした。必ず「〇〇くん」「〇〇さん」と呼ぶ学生でしたね。とはいえ、僕が親切になったのは大人になってからのこと。両親からの血でしょうかね。人からも親切丁寧だと言われることが多いです。
それでは親切って一体何だろうと考えた時に、相手の気持ちになって物事を考えられること。そのように僕は考えております。人の気持ちを考えられない人は社会では、人から好かれることがないと思います。我が強い人とかも嫌われていますよね。相手の気持ちになれない人は不親切とみて良さそうです。
親切な人に会うと気分が良くなります。人生は一期一会。どうせなら親切な人になったほうが良いと感じます。そのためには他人の気持ちを考えること。これが大切です。「どうしても人の気持ちがわからない」と言う人は、とりあえず挨拶をきちんとすること、言葉遣いを丁寧にすること。そこから初めてみてはいかがでしょうか。