人間には物欲があります。物欲をコントロールできる人は大人だと僕は思いますね。長期的に考えて「本当に必要か」を自身に問いかけ、必要でなければ購入を避ける。それができる人はかなり限られた人間でしょう。それから衝動買い。これはミニマリストではなく素人のやること。昔の僕はしょっちゅう衝動買いをしていましたね。非常に後悔しています。結局処分の対象になるのであればはじめから購入をせず、貯金をしたり投資したり、そのほうが建設的であったと振り返ることができます。個人的には特に服。服は相当衝動買いをしてしまったアイテムです。僕は車やバイクや時計にハマらなくてよかったと思います。友だちでローン組んで外車乗っているのですが「返済が大変だよ」といつもつぶやいています。僕には所有のストレスがあるので何も持たなくて正解です。「貧乏なの?」と問われても気にしません。
男性の場合、女性に比べてコレクション脳が多いと聞いたことがあります。ゴミ屋敷の住人も圧倒的に男性が多いですよね。彼らはコレクションしているわけです。「ゴミではない資産だ」というように。かくいう僕も昔は服だらけの汚部屋に生息しておりました。ボウタイとか数十個所有していました。「蝶ネクタイなんて無駄じゃん」と今は思うのですが、当時のアフロヘアにはマッチしていたと思います。その頃の僕は物欲が半端じゃなくてお給料日のたびに大きな買い物をしていました。その時の自分がミニマリストになった今の自分を想像できたかというと、まったく想像できませんでしたね。けれども心の奥底にはシンプルな自分がずっといたのだと考えております。昔も今も共通しているのが僕は白シャツが似合うこと。これは自分でも誇りに思っているところです。白シャツが似合う人は限定されています。
人はよく考えてみると「いらないじゃん」というようなモノを何かに取り憑かれたように買い漁る傾向があります。広告の影響でしょうか。セールとかバーゲンとかいったよくわからない言葉で、企業側は消費者の購買意欲をかき立てています。それに乗せられていては絶対にダメで、とにかく必要なモノだけを購入する癖をつけること。慣れてくると必要消耗品以外は買わないような賢さを手に入れることができるので、みなさまも物欲について真剣にお考えになってみてはいかがでしょうか。
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