今日は、頭の良い人からはこの国はどのように映っているのか、について。僕が頭が良かったら官僚になっていたと思いますので、僕にとって頭の良い人は官僚やお医者さんでしょうか。みなさまそれぞれ、イメージがあるかと思います。正直な話、頭の良い人にとっては、この国は生きづらいのではないかと思うのです。そのため実際に頭の良い人は海外へと拠点を移して生活をしている可能性が高いです。アメリカとかドイツとかですね。ちなみに日本にいてもお医者さんはドイツ語できないといけないみたいと聞いたことがあります。カルテとかでドイツ語を使うそうです。
頭の良い人には友だちができないとも言いますね。知的レベルが高すぎて周囲の人がついていけないので孤独なのだそうです。僕が中学生の時に、中一の春の時点ですでに塾で中学3年間分の内容をすべて勉強し終えていて、学校の授業中はマンガを読んでいる同級生がいました。風の噂で彼は東大へ行ったけれども、現在は無職という話を耳にしました。彼はいつも1人でした。頭が良すぎても社会とマッチできないと無職になってしまうのだと納得してしまいました。きっと外国に行っていれば彼は大きな仕事を成し遂げられたかもしれないのです。僕も同時に彼ももう若くないので今から海外というのは厳しいかもしれませんが、世の中には無数の職業が存在します。いろいろやってみると自分に合う合わないといった仕事が見つかると思います。それは家に閉じこもっていてはわからないものです。いくら頭が良くても1歩踏み出してチャレンジしてみないと可能性は広がりません。
以前に学童の先生で「私たちの仕事って学校の先生と違って下に見られる仕事でしょ」とおっしゃっておりましたが、その人は学校の教員採用試験を不採用になっているので、それはそう思われても仕方がないと思いましたね。学童で働きたくてがんばっている先生たちに失礼な発言でしょう。僕は学童で働いていたことがありますが、資格は何もありませんでした。昔のことなのですべて良い思い出。もう歳なのでお子さまと関わることはありません。子どもたちは若い先生が大好きだからです。
アパレルをしていた時には1人抜群に頭の良い人がいました。有名な大学を中退し、アパレルにのめり込んだと僕に教えてくれましたが、彼の接客とセールス力はすごかったです。頭の回転も速くて、優しくて気が利きました。彼にはかなりの数の顧客がついていて、それはお店の売り上げを左右するものでした。僕は彼に「将来どうするんですか?」と愚問をしてしまったのですが、彼は首をゆっくり横に振り「わからない」と僕に言いました。非常に迷っている様子でしたね。頭が良くても人は悩むのです。
とりあえず、優秀な人材は海外へと流れてしまうと思います。知り合いでも京都大学の医学部を卒業しアメリカで研究をしている人がいます。日本でも研究はできたそうですが、お給料と自由度がアメリカは段違いだったそうです。このように頭の良い人からは魅力的な日本には映っていないと考えるのが妥当なのだと断言して良さそうですね。
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