2023年2月5日日曜日

人を見る時

  昔、ファッションに興味がある頃、僕は人を見る時にまず靴、すなわち足元から見て人を判断しておりました。同じようなかたは多いのではないでしょうか。おしゃれは足元からと言われるように靴にこだわることは大切なことだと感じるのです。中でも靴好きな人はスニーカーから革靴まで、多岐にわたって所有をしているものと想像ができます。僕もミニマリストになる前はそうでした。数万もする革靴を履いていましたし、数万もするスニーカーを履いている時期もありました。今考えると無駄遣いだったと回想します。ですが、失敗して学習するというように、僕は学習をしました。靴は服と同様にサイズ感が大切です。高い靴を買っても靴擦れになっては意味がありません。それなら安くてもサイズが足に合うものを選択したほうが賢い選択だと言えるでしょう。しかし、若者はデザインを重視します。多少の靴擦れなんかは我慢してもデザイン性の高いものや人気のブランドの靴を履きたがるのでしょうね。

 友だちの女の子から「男って靴選び楽そうだよね」と言われて、頷くしかありませんでしたね。女性の場合はいろいろなタイプの靴があるので、選ぶのが大変だと思います。しかも服に合わないと残念なことになってしまうので、靴選びは本当に大変そうです。僕は男で良かったとも思います。とはいえ、ファッションに関心があった時には靴に服を合わせるよりも、服に靴を合わせていました。ブラウン系のジャケットスタイルの時にはキャメルの革靴を選択する、そんな感じ。その頃はとても楽しかったです。そもそもファッションは楽しむためにあります。楽しくなくなったら僕のようにファッションを卒業すれば良いだけの話です。

 僕は今でも電車に乗ったり大きな街中を訪れる際には昔の癖で、ファッションチェックや足元の靴をチェックしてしまいます。そうすると「こんな感じの靴が流行っているんだ」と流行の傾向を知ることができます(トレンドってやつ)。これは人の多いところに実際に行ってみないとわからないものです。今でも好きな靴のブランドでスタッフのコーディネート紹介がネットで見れるのですが、これは非常に参考になりますね。世の中的に考えるときっと8割の人が「靴なんて履けりゃなんでもいいじゃん」という感覚だと思います。そして、残りの2割くらいの人が真剣に靴をチョイスしているといったところではないでしょうか。僕は最低限度の清潔感のある靴を履くことをこれからもしていきたいですし、靴が汚れたら毎日磨いていきたいと考えております。


 

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