今年は例年よりも読書をしております。以前は図書館が多かったのですが、最近は書店に行って、新品の本を購入することが増えました。コロナの頃から、図書館とは疎遠になってしまいました。やはり新品は良いものですね。大学生の頃にお気に入りの先生がいて、彼は「ネットの記事ではなく、文献が1番信用できる」とおっしゃっていたのが、今でも心に残っております。つまり、本が大事な参考文献であるということ。本になるまでには様々な工程があるので、信憑性が高いと考えることができます。子どもの頃はあんなに読書が嫌いだった僕なのですが、人は変われるのだと思いますね。
読書が嫌いなみなさまに無理をして読書をおすすめすることはできませんが、好きな有名人の本、つまり、芸能本みたいなものでもスタートは良いのではないでしょうかね。そこから道が開けるかもしれません。僕が高校生の頃にジャニーズの暴露本が友だちの間で出回っていて、信じる人と信じない人とで議論が分かれたのですが、昨年のジャニー喜多川氏の性加害問題で、真実だったのだと判明しました。旧ジャニーズのファンの人たちは今でも信じたくないのでしょうね。しかし、それらの文献は信憑性が高いものであったとずいぶんと長い時が流れてから、明るみになりました。
デジタル社会ですから「そもそも本なんて読まないよ」という人も多いでしょう。それから、スマホ。電車やバスの中でスマホを見ている人は多いのですが、本を読んでいる人は車両に1人いるかいないか、そんなところ。書店も潰れるケースがあり、経営は厳しいのだと想像ができます。それでも僕はこれからも本との対話を大切にしたいと考えております。本との対話は自分との対話でもあるのです。本棚を見れば、その人がどんな人であるかわかると聞いたことがあります。お気に入りの本たちに囲まれる生活は素敵なものですから、みなさまも本との対話をしてみてはいかがでしょうか。
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