大学生の頃、経済学部だった僕はかなりの量の難解な学術書を拝読いたしました。現在大学生のみなさまや、ご卒業なさったかた、頷いていただけるのではないでしょうか。そんな難しい本は実は僕は苦手。わかりやすい本が好きですね。これは今もこれからもきっとそうでしょう。難しい本ってわかる人にはわかるので、そのような人たちのために書かれた暗号のようなものです。大学時代には就活をしている同級生から「何の本読んでるの?」と尋ねられたので、学術書を見せたら「こんな難しい本読めるのに、何で就活しないの?」と不思議そうに問いかけられたことをふと思い出しました。元気にしているでしょうか。
そもそも本には相性があります。合う合わないは実際に読んでみないとわからないので、購入の前に書店で少し立ち読みをすることをおすすめしたいですね。少なくとも最初の30ページくらいは読んでみると良いと感じます。速読ができるようになると、わかりやすい本はアッという間に読めてしまうので、楽しいと思うのです。それから読書が嫌いな人。そういう人はおもしろい自分に合う作品に出会っていないという原因があると思いますね。
若者で「読書ってエモい」と感じる人は少なからずいらっしゃると思うのです。SNSのバズ動画ばかりを毎日見ていてもきっと飽きてしまうのではないでしょうか。とりあえず、時間を見つけて書店に行ったり図書館に行ったりすると楽しいと思います。「本があり過ぎて何を読んで良いかわからない」そういう若い人には漫画からスタートすることをご提案申し上げたいところ。漫画の場合は図書館にはありませんが、書店にはたくさんあります。漫画は日本が世界に誇れる一大文化。
今、大学に通っていて学術書に悪戦苦闘している若いかたへアドバイスを送るのであれば、人生を豊かにするチャンスと捉えてぜひとも壁を乗り越えてほしいと思います。難しい本に慣れるとわかりやすい本が本当に速読できるので、みなさまの挑戦を僕は応援をしております。
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