打者、大谷翔平選手が打席に立つ際に、立つ位置をバットで測る例のルーティーン。あれだけのスーパースターが、数ミリ単位の位置を気にして打席での見え方についてを考えているのに、他の選手は真似をしていませんよね。なぜなのでしょうか。真似をすることが格好悪いと考えているのかもしれません。
大谷翔平選手は大胆さと繊細さの両方を兼ね備えていると思うのです。「細かいことを気にしていたら大物になれないよ」という声もあるでしょうが、スーパースターは時に細かいことを気にするのです。これは全盛期のイチローにも言えることでした。彼は道具を非常に大切にしていました。僕はスターではないので、彼らの気持ちを理解することはできません。ですが僕が大リーガーだったら、他の選手のやっている素晴らしいルーティーンは真似をすると思いますね。日本人大リーガーのパイオニアである野茂英雄の伝家の宝刀フォークボールは先輩の真似をして誕生したものであることはあまりにも有名です。つまり真似をすることは決して恥ずかしいことではないのです。
人の良いところを参考にしてみたり、真似をしてみたりすることをどんどんやってみて良いと思います。ただパクリはダメです。あくまでも自分の中に取り入れること。僕も駆け出しのイラストレーターの頃は、お気に入りのイラストレーターさんのイラストの構図やSNS発信の仕方などを勉強させてもらいました。懐かしい思い出。
みなさまもお仕事やお仲間内で良い取り組みやルーティーンをやっている先輩や同僚をお見かけしたら、どんどん真似してみましょう。それはきっと素晴らしい結果をもたらすに違いありません。ご成功お祈り申し上げます。

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