2025年8月19日火曜日

地元への愛

  僕は関東地方出身なのですが、いわゆる地元への愛がありません。高校生の頃、地元の美容室に行ったら、店長のイケメン美容師さんから「この辺の人って地元愛薄いですよね?」と聞かれたことがあります。僕は「自分もないっす」と答えました。それは今でも変わっておりません。それはなぜなのかというと、都心に近いからなのではないかと思うのです。地元で遊ぶという機会が少なく、少しの交通費で大都会へと出れてしまうので、地元への馴染みがあまりないわけです。とはいえ、僕は地元が嫌いというわけではありません。

 日本語ラップが盛り上がりを見せている昨今。ラッパーの方々は、非常に地元を大切にしていますよね。素晴らしいことです。地元への愛があるということは、同時に昔からの友だちを大切にしている証しでもあります。逆に訳あって地元が嫌い、という人もいらっしゃるでしょう。それはそれで何ら不思議なことではありません。無理矢理地元を好きになれ、というのも不自然な話です。出身地は自分では選べませんからね。ガチャみたいなものです。

 お盆休みで地元に帰ったかたも多いのではないでしょうか。地元にお祭りとかあったりすると、地元愛が芽生えるかもしれないと僕は考えております。ちなみに僕の地元ではお祭りがありませんでしたね。お祭りは夏に母方の祖母の家の近くまで出て行っていました。お祭りは日本の伝統文化です。インバウンドのかたも日本のお祭りを体験したくて来日する人もいるみたいです。今はSNSがありますから、どんな雰囲気かは見て感じ取れるでしょう。

 僕はこれからも地元への愛は芽生えることはなさそうですが、故郷は大切なもの。昔は森林だらけだった地元も今では住宅街となっております。とりあえず地元があったから今があるわけですから、そこらへんは頭の片隅に置いておきたいところです。


 

 

 

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