人は役割を与えられると顔つきが変わりしっかりすると聞いたことがあります。典型的なのが、プロ野球選手が現役を引退し、監督に就任すると監督らしい顔つきになるということ。これは本当に不思議なものですが、事実なのです。一般的な会社員でも昇進し、役職が付くとしっかりします。人はそのようにできているのでしょう。当然、部下を持つことになるので、ちゃんとしなければなりません。僕はイラストレーターなので誰が上とか誰が下とかないのですが、顔つきはしっかりしていると人から言われます。これは嬉しい部分。
親御さんで子どもにしっかりしてほしい場合は掃除を任せてみては、とアドバイスしたいですね。掃除は人を成長させてくれる素晴らしい習慣です。癖にしちゃうと掃除が楽しくて仕方がなくなります。僕もそうでした。とはいえ、僕の場合は子どもの頃は掃除はあまり好きではありませんでした。お片付け人になってから掃除が好きになったという感じ。つまり、人は変われるものなのです。掃除は特にトイレやお風呂など水回りをきれいにしてみると良いと思います。トイレ掃除に抵抗のあるかたは部屋のモップがけからスタートしてみましょう。
人との付き合いにおいて、しっかりするというのは当たり前のことをきちんとできるかどうか、これに尽きます。待ち合わせに遅れていかないとか、約束を守るとか、人の目を見て話をするとか、ごくごく当たり前のこと。そういうことを積み重ねていけば、信頼を得られます。すると自分の顔つきがしっかりしていくことに気づくと思います。それは成長している証しなのです。
目標や夢を持つことで、人がしっかりするということはあると考えられます。何も目指していない人と、何かを目指している人。きっと両者では顔つきが違うと一目でわかると感じます。男の顔は履歴書である、とはよく言ったものですが、しっかりすることは人生において大切なことかと僕は考えております。
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