2025年3月26日水曜日

そこらへんのアルバイト

  昔から言われ、今でも言われ続けているのが「仕事は選ばなければいくらでもある」ということ。業界的には慢性的な人不足のところもあって、それこそ面接を受けて即採用というケースもあるでしょう。とはいえ、人は仕事を選ぶものです。そんな時に思うのがそこらへんのアルバイトって要は面接官の好みじゃね?ということ。つまり、好き嫌いで採用されるか不採用になるのかが決まるのです。経験談から申し上げると昔僕はアルバイトの面接で「あなたを採用した場合、弊社に何のメリットがあるのですか?」と冷たく言われたことがあります。結果は予想通り不採用でした。その面接官は僕のことが好みではなかったのです。典型的な好き嫌いで合否が分かれる例です。みなさまもそれぞれご経験があることでしょう。

 知人で社長の息子さんがいらっしゃいます。彼いわく「俺、外見てないんだよ」とのこと。高校を卒業後に父親の会社に入社した彼にはアルバイトの経験がないのだそうです。社長の息子は社長の息子で悩みがあるんだな、と僕は思いました。

 お若い人で高校進学後、あるいは大学進学後に初めてアルバイトをする、そういう若者は多いと思うのです。そこらへんのアルバイトとはいえ、不採用になることもあると思います。そんな時に頭に入れておいてほしいのが、前述の通り、面接官の好みで決まるということ。店長であれば、店長。人事の採用担当であれば採用担当。その人たちの好き嫌いで採用不採用が決まるということ。これを覚えておくのと、知らない、すなわち無知であるのとでは大違いです。だから不採用になったからといっていちいち落ち込むことはありません。しょせんはそこらへんのアルバイトです。落ちたら次を探してみなさまがお気に入りのアルバイトに就けることを、僕はお祈り申し上げております。



0 件のコメント:

コメントを投稿