「先生、おばさんみたいな匂いするよ」と言われていた先生がいました。保育系の施設で働いていた時のことです。僕はその時にはじめておばさんの匂いというものを認識しました。当然、おじさんの匂いもあるのでしょうが、子どもは正直なので、ハゲには「ハゲ」と言いますし、臭い人には「臭い」というものなのです。冒頭の女性保育士は28歳でしたが、おそらく香水をつけていたのでしょう。そして、その香水がおばさんみたいな匂いだったので、直球で指摘をされてしまったのですね。子どもからすると28歳という年齢が微妙な年齢です。
僕が昔、香水が好きだった頃にはおばさんの匂いというものは感じたことがありませんでしたが、子ども目線で考えた時に香水自体がおじさん、おばさんの匂いなのだと分析ができます。保育の仕事は無臭が1番です。指摘された女性はきっと香水にトラウマを抱いたでしょうし、おばさんの匂いと言われたことが非常にショックだったと思いますね。僕が言われたらきっと耐えられないです。そう考えると僕は非常に良い時期に子どもたちと関われたと感謝の気持ちでいっぱいになります。
匂いで言うと稀に年齢いっているのに香水の匂いをプンプンさせている人がいたりします。かなり痛い人物であり、みなさまの周りにも1人か2人いるのではないでしょうか。「あいつ香水つけ過ぎ。マジで何もつけるなよ」と影で言われていることだと容易に想像がつきます。しかしながら、香水というものがこの世に存在する以上は需要があるから、存在しているわけであり、おっさん、おばさんでも香水をつけることは大丈夫なのだとは思いますが、ポイントとなるのがつけ過ぎないこと。それから子どもと関わる仕事に携わる人は香水をつけないこと。これが必須となることでしょう。
子どもと言ってもみんながみんな上記のような指摘をするわけではありません。「先生、良い匂いするね」という子どももいるでしょう。けれども傷つきたくない人は香水をつけないことがリスクを回避できるという意味で、大切なことなのではないでしょうか。みなさまもお気をつけくださいませ。
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