2024年7月1日月曜日

アーティストのファーストアルバムの最初の曲

  高校生の頃、英語の先生が大のビートルズ好きで、その先生から聞いた話が今日のテーマ。それはアーティストのファーストアルバムの最初の曲には、すべてが凝縮されているというものでした。みなさまも音楽好きが多いことと想像ができます。僕なんかよりもはるかに音楽に詳しいでしょうから、お気に入りのアーティストのファーストアルバムの最初の曲をぜひチェックしてみるとおもしろいと思うのです。

 アーティストはレコード会社と契約をし、CDや昨今若い人に流行っているレコードをリリースします。アーティストがデビューできるのはほんの一握りの狭き門。そのことを理解しているアーティストはファーストアルバムの最初の曲に自分たちの世界観を魂を注入するように製作し、1曲目にもってくるのです。それはヒットしない限りはセカンドアルバムはないものと一緒なので、本当にアーティストの覚悟が垣間見えるわけです。

 サブスク全盛の時代ですので、アルバムを最初から聞くという習慣がない人も多いのかもしれませんが、CD全盛期に青春時代を過ごした僕にとってはアルバムをコンポから、そして1曲目から聞いていくことはごくごく自然の流れでしたね。それから素晴らしいアーティストほど、アルバムの曲たちも素晴らしいということ。「シングル化しても売れるんじゃない?」という感じ。

 冒頭の高校の先生は「ビートルズには前期、中期、後期があって〜」というようなファンではない人にははっきり言ってどうでもいいことを力説していた記憶があります。とにかく、タイトルに刺さった人はご自身のお気に入りのアーティストのファーストアルバムの第1曲目を、ぜひチェックしてみてほしいですね。 



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