2024年7月13日土曜日

断るということ

  以前にある知人から「クラブに行こう」と誘われたことがあります。すると別の知人から「断ったほうが良いよ」とアドバイスをもらい、僕は断りました。その知人は片っ端からクラブに誘うという変わった趣味の持ち主だったのです。たいして仲も良くなかったので、後悔はしておりませんし、むしろ行かなくて良かったと回想します。みなさまは断るということが得意でしょうか。僕は割と性格がはっきりしているので嫌なものは嫌と断ります。要は毅然とした態度で臨めるかどうか。これは少年期からそうでした。中学生の時に選択授業がありました。みんな先生の人気で数学を選択していたのですが、僕は工作を選択しました。ほとんど生徒がおらず、先生は寂しそうでしたね。僕もポツンとひとりでおりましたが、全然平気でした。

 最近ニュースで拝見したのですが、ネズミ講みたいなことをしていた投資詐欺グループの主犯格が逮捕されていました。そのターゲット層は大学生。そういえば、これは僕が大学生の頃にも似たようなものがありました。それは英語のスクール。かわいい女性が男子大学生をターゲットにし、ローンを組ませて英会話スクールに通わせるのです。費用はかなり高額でした。僕も誘われたのですが、毅然とした態度で断りました。このように断るということは非常に大切なことなのです。 

 断ることが苦手な人は、うまく口実をつけると良いと思います。たとえば、遊びたいと思わない異性から誘われたら「恋人がいるから行けない」と言えば良いのです。それは恋人がいなくても、ついて良い優しい嘘です。人間関係がありますから、時には断ることが難しいケースも出てくるでしょう。そんな時でも毅然とした態度が求められます。嫌なものは嫌だときちんと断れる性格を手に入れましょうね。


 

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