2024年9月1日日曜日

24時間テレビは

  昨日から日本テレビで放送されている『24時間テレビ』。第1回の放送の司会が萩本欽一さん、欽ちゃんであったと昨日のドラマで知りました。当初は24時間テレビは偽善であるという批判があったそうです。とても悲しい話。番組内では、募金をする、人のために歌う、障がいのあるかたと一緒に踊るとかいろいろな行動があり、僕は決して偽善ではないと思います。ですが、そういった人の善意を「偽善だ」と批判する人も一定数いるでしょうね。それは人間が善人ばかりではなく、悪人がいるからです。悪いことをする人がいるから警察が存在し、裁判所があるわけです。世界中に善人だけが存在するのであれば、戦争など発生しません。

 今年の24時間テレビでマラソンをするのがやす子さん。彼女は十代を児童養護施設で過ごした経験があるのだそうで「将来の目標が子ども食堂をすること」と公言しております。非常に立派な人だと思うのです。なかなかできることではありません。それから寄付金。善意に満ち溢れた人は経済的に余裕がある場合、募金をすることが日常化しているみたいです。以前に僕が見かけて感激したのが、耳の不自由な男性が、コンビニでお釣りを募金しているのを目撃したこと。そしてスタッフのかたが「いつもありがとうございます」と声をかけていたのでした。世の中には素晴らしい人がたくさんいるんだと世界が広く見えた瞬間でした。

 たとえば、電車に乗って高齢者に席を譲ること。これは偽善でしょうか。そんなはずはありません。善意って絶対に存在すると僕は信じたいです。1円でも100万円でも募金をする時には、人を思いやる気持ちになるはずです。そんな人たちを偽善者と軽い言葉で片付けることだけはしたくないと僕は考えております。



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