2024年9月19日木曜日

パワハラ問題

  連日のように世間を賑わせているパワハラのニュース。みなさまも悲しい気持ちでご覧になっていることでしょう。僕からパワハラについて、一言申し上げるのであれば「パワハラはされた側が一生忘れない」ということ。つまり、パワハラはした側ではなく、された側がどう判断するのか、なのです。いじめと一緒で被害に遭った側は絶対に忘れません。そして、パワハラした側は、多くの場合、そのことに気づいていないものなのです。何とも無神経な人だと思いますが、連日報道がなされているかたも、自覚症状が未だにないのでしょうね。

 僕の周りでも「パワハラされて転職した」というかた。少なくないです。これは社会問題なのではないでしょうか。ただパワハラする側もきちんと人を見ていて、比較的おとなしい人をターゲットにしている傾向が強いです。そして、パワハラは二人きりの時に行われます。「録音して証拠取りなよ」とかは他人事のアドバイス。当事者は思いのほか悩んでいます。上司に楯突くわけですから、組織と喧嘩するようなもの。相当な勇気がないとできない行動です。だから、パワハラの被害に遭ったら潔く転職してしまうこと。上司ガチャで、パワハラする最悪な上司がいれば、逆に人の気持ちがわかる素晴らしい上司もたくさん存在します。

 僕が懸念するのがパワハラで尊い命が失われてしまうこと。パワハラが原因で、お亡くなりになったかたは相当お悩みになったことでしょうし、その時にはそういう選択肢しか頭になかったのでしょう。現在、パワハラで悩み、自殺をお考えになっているかた。人生は生きているだけで丸儲け。ぜひこの世にいる選択をしてほしいです。それから嫌なことは考えるのをやめにして楽しいことを考えてみる。パワハラをしてくる上司がいるその職場だけが、あなたの職場ではありません。探せば仕事、いろいろ見つかるはずです。ぜひとも無理をせずに命だけは大切にしてほしいと、僕は願ってやみません。 



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