2016年1月5日火曜日

アーティストのファーストアルバムにはすべてが詰まっている説

 都市伝説や、根拠のない説が世の中には、氾濫しています。今日僕は、タイトルにもあるように「アーティストのファーストアルバムにはすべてが詰まっている」という説について考えてみたいと思います。
 例えば、素敵な曲に出会い、そのアーティストのファンになります。するとたいていの人は直近のアルバムをダウンロードしたり、レンタルしたりすると思います。そこからは、よほどのファンにならない限りはファーストアルバムにまでは、たどり着かないのかもしれません。けれども僕はこの説を信じています。つまり、ミュージシャンのファーストアルバムにはそのミュージシャンのセンスが溢れているのです。せっかくデヴューしたのに、売れなければ業界を去らなければならないので、アーティストもレコード会社も必死になるのは当たり前です。だから、後悔しないように持てる力のすべてをファーストアルバムに詰め込もうとするのです。
 ヒット曲を定期的に供給し、安定した売り上げを生み出すことに成功したアーティストには、多くのファンが誕生します。そのファンが熱狂的であればあるほど、そのアーティストのファーストアルバムを聴こうとする機会にたどり着く確率が高くなります。
 もしもあなたが「あっこのアーティストの曲いいな。ファーストアルバムまでさかのぼって聴いてみよっかな」となるのであれば、それは、そのアーティストが生き馬の目を抜く音楽業界で、生き残っている証しなのです。

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