2015年3月15日日曜日

職業選択の不自由

 中学生の時に、公民の授業で職業選択の自由を学びました。本当に自由なのか、大人になって考えてみると自由ではないと思います。つまり、本当に自分のやりたい仕事に就いている人はごく少数です。ここで、本人が望んだ職業に就けなかったのはその本人に能力や技量がなく、また努力が足りなかったからだという議論は抜きにして考えます。
 例えば、政治家なんかは未だに世襲があります。一般家庭から政治家を目指すなら、少ない座席を争い勝利する必要があります。そして中小企業にもたくさん世襲があるわけです。この問題は生まれた時点で、勝負がついているので一般家庭から政治家を目指そうとする人はかなり少ない確率になります。中小企業で社長になる確率もまた然り。職業選択の不自由です。
 結局のところ、自分の人生は自分で決めるしかない。自分の道は自分で切り開く覚悟があれば、先が見えてくるのではと僕は考えています。

0 件のコメント:

コメントを投稿