2017年10月9日月曜日

ひとつの仕事を

 以前にも書き記したことがあるのですが、僕はひとつの仕事を生涯にわたって成し遂げている人に憧れがあります。たいていの人は幾度かの転職をしています。ひとつの仕事しかしていない職人さんのような方のパーセンテージは極めて低いでしょう。
 当然、ひとつの仕事しか経験していない人には、その道のりの中で迷いのようなものが生じていると推測できます。「このままでいいのか」「別の仕事の方が自分に向いているかもしれない」と悩む時もあるでしょう。悩まない人間などいないに等しいのです。
 いくつかの仕事を経験し「これだ」という仕事に巡り会えた人は幸せな人なのかもしれません。自分が納得できる仕事に就ける人はほとんどいないのが現実です。逆に若い時からひとつの仕事に未来を託し努力をし続け、納得できる仕事につけた人は珍しく本当に恵まれた人だと断言することができます。

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