2018年7月10日火曜日

落語のおもしろさ

 落語というとどうしても古典落語を思い浮かべてしまい、何だかとっつきにくい印象があります。僕自身も落語は立川談志さんの『芝浜』くらいしか聴いたことがありません(これはおもしろい)。そう実際に見たことがないのです。中学生の時に学校にあまり売れていない落語家が落語をしにきましたが、体育館の中の密室感がとても苦手であった僕はその落語を何一つ記憶しておりません。記憶していないということは見ていないということと同様です。
 そういえば芸能界においても本来、落語家であるのにタレント業をこなしていたり、逆にタレントであった人が落語家になったりするケースが存在します。落語家は一人で何役もこなすため高い演技力が求められます。加えて落語を記憶する頭の良さも必要になってきます。
 最終的に落語のおもしろさは、その落語家の腕次第。一人何役もうまいことこなす憑依が素晴らしいかどうか、それから緊張と緩和なのです。


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