2018年4月23日月曜日

繊細なのか鈍感なのか

 生きているといろいろあります。それも含めて人生なのだと思います。今は亡き昭和の大スター石原裕次郎は生の鳥皮のブツブツを見て、鶏肉が食べれなくなったほど繊細な人物だったそうです。僕は鶏肉は大丈夫ですが、ダメになってしまったものがあります。それは古着です。昔はあれほど好きだったのに、ある瞬間からダメになってしまいました。それは購入したテーラードジャケットのポケットからつけ爪が出てきたことがきっかけです。本当に気持ちが悪くなってしまいました。古着ですので返品交換はできませんので泣き寝入りをしました。僕が古着がダメになってしまったのは、つけ爪がテーラードのポケットに入るまでに、不特定多数のさまざまな人間が介入している事実に気づいてしまったからです。そのつけ爪は前に着ていた人のものなのかもしれませんし、売られていたお店の店員のものの可能性もありますし、仕入先の外国で入ってしまったものなのかもしれません。とにかくそれ以来古着がダメになってしまい、あの古着屋の大好きだった匂いもダメになってしまいました。
 昔、親から「古着は前に誰が着ていたのかわからないのだからやめなさい」と言われていましたが、今頃になって納得した次第です。古着を含め、とにかく中古品は警戒したほうが良さそうです。このような結論はお片付けに成功した今だから話せる事実でもあります。
 若者はこれからも古着を着続けるでしょう(若いから似合う)。その意味でリサイクル産業は右肩下がりに成長を続ける気が致します。ですが、おっさん、高齢者の古着着用ほど似合わないものはないので、そこらへんを頭に入れつつファッションを楽しむ必要性があると僕は思います。

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