2018年4月24日火曜日

教育とは何か

 ゆとり教育を受けた者はゆとり世代と呼ばれています。今は詰め込み型の教育が行われているそうです。そもそもゆとり教育と詰め込み型の教育は歴史的に繰り返されているのです。景気の好調不調が存在するように教育にも好調不調があるのでしょう。幸か不幸か詰め込み型の教育を受けた人たちはかわいそうな気が致します。
 最近、東大を出て官僚になった超エリートが相次いで辞任に追い込まれました。理由は政治家への忖度とセクハラ発言でした。両者とも教育の倫理の授業の内容が欠けていたのではないかと考えることができますが、東大に入学するのに倫理の成績は必要のないものです。それでは教育とは何なのだろうと考えると、やはり人として生きていくのに必要なものが何なのかを植え付けるものなのではないでしょうか。人に優しくするとか、嘘をつかないとか、感謝の気持ちを持つとかです。これらは当たり前のことですが、自分も含め大人でもできていない人は大勢いると思います。
 とにかく人間性を重視することが教育に必要なものであって、勉強は二の次にしても良さそうです。ですが、勉強ができないと偏差値で差別され、エリートコースを進むことができないのも事実です。
 個人的に僕が今の子どもたちに望むことは健康で元気でいてほしいということです。要は、精神的に不健康になるな、ということです。
 換言すると、生きているだけで丸儲けということですね。

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