2016年4月9日土曜日

長財布はお金が貯まるというのは真実か

 少し古い話になってしまいますが、数年前に長財布はお金が貯まるとかお金持ちはみんな長財布を使っているといった話題や書籍がブームになっていました。僕の場合、残念ながらお金持ちではないので参考にはならないとは思いますが、長財布を使っている時の方が浪費をしてしまっていました。その反省から、現在では二つ折りの財布と小銭入れを持ち歩くことにしています。
 長財布を持ち歩いていた時の浪費癖を自己分析してみますと、僕は長財布をボトムスの後ろのポケットやジャケットに入れると、かさばることが嫌なので、長財布を入れるバッグと共に使用していました(そのバッグを購入するのも今考えれば浪費でした)。どこかに出かけるときは当然、長財布の入ったバッグを持ち歩くわけです。すると、せっかくだし買い物をしようかなとなってしまっていたのです。
 長財布を使っている人にお金持ちが多いのは事実だと思います。しかし、それはお金のありがたみ、1円の重みを知っているお金持ちが、長財布を使用している場合に限ります。彼らはお札が曲がることを嫌うからです。要はゲン担ぎのようなものであって、お金を大切にし、綺麗に財布をメンテナンスできる人ならば、二つ折りの財布だろうが、長財布だろうが使いやすい方を選べば良いのではないかというのが、僕の結論です。
 最後になりますが、長財布でも、二つ折りの財布でも財布の中がレーシートだらけとかお札の向きがバラバラだとか、財布自体がボロボロであるとかでは、お金が貯まらないというのは僕でも理解できます。どんな業界であろうとお金持ちは、仕事のできる人です。仕事のできる人は整理整頓ができ、論理的な思考をするのです。財布の中を整理できない人間の頭の中が、整理されているとは思えません。そういう人間がただ長財布を使い続けてお金が貯まるなら、誰だって貯まるに違いありません。よって、長財布か二つ折りの財布か、で迷う以前に自分がきちんと整理整頓ができる人間なのかを問いかけてみる必要がありそうです。

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