2016年4月15日金曜日

ママ友バトルと言っている時点で友だちではない

 よくママ友とトラブルになったときや、ママ友バトルが勃発したときの対処法などが雑誌で特集を組まれたり、テレビで取り上げられています。部外者の僕が単純に疑問に感じるのが、ママ友の友は友だちの友でしょ?という疑問です。ところが、タイトルにもあるようにトラブルやバトルに発展してしまうのならば、友だちなはずはありません。それならば、ママ友というのは、そもそも何なのでしょうか。幼稚園や保育園で子ども同士が仲良くなったりすると、親御さんも当然、顔見知りになります。時には一緒に遊びに行くこともあるでしょう。現代ではそのつながりをママ友と呼ぶようです。おそらくその関係は、よほど気が合う、家が近所である、それらを除けば、子どもが大きくなるにつれ疎遠になってしまう極めて希薄な関係です。そのような、希薄な関係の人たちとLINEをする必要はないし、むやみに関わらなくてもよいのではないかと僕は思います(悩んでいる方には「そんな簡単な問題じゃないのよ」とお叱りを受けそうですが)。
 結局、ママ友とは友達でもなんでもなく同世代の子どもの親同士が集まれるコミュニティなだけなのです。そしてそのコミュニティが、子どもが親の手を離れたり、家が近所でなくなってからも集まったりできるものであれば、それこそが本当のママ友なのでしょう。そんな関係を僕は素晴らしいと思います。

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