2018年8月11日土曜日

天才は夭折である(フジファブリック志村正彦の場合)

 みなさま2009年の12月24日は何の日かご存知でしょうか。その日は僕にとっては非常に忘れられない感慨深い日です。ロックバンド、フジファブリックのボーカルであり楽曲のほぼ全てを作詞作曲していた志村正彦さんが急死してしまった日だからです。
 現在のんさんが出演されているLINEモバイルのCMで流れている曲はフジファブリックの名曲『若者のすべて』です。夏には欠かせない曲ですが、志村正彦さんが生きていた頃のフジファブリックには他にも名曲がたくさん存在しています。例えば『茜色の夕日』です。これは志村正彦さんが上京した時に作られたものですが、本当に良い曲です。僕は毎日聴いています。
 他にも『タイムマシン』『Birthday』『Sugar』『TAIFU』『ないものねだり』それからPUFFYに楽曲提供した『Bye Bye』など名曲を挙げたらきりがありません。
 志村正彦さんの書く詞は、詞というよりも詩と言い換えたほうが良いと思います(そういえば彼は詩人の中原中也によく似ています)。色々な解釈ができる表現力豊かなものだと感じるからです。それから言葉遊びのようなものが多く存在し聴いていて微笑んでしまうこともしばしばです。音楽は音を楽しむと書きますが、志村正彦さんの楽曲を聴いていると本当に音楽は楽しく素晴らしいものなのだと教えてくれます。
 さて、アーティストで夭折してしまう人は多いのですが、やはり天才的な仕事を成し遂げた人に多いような気がします。神様がいるなら、天才を長生きさせないのでしょう。ファンにとっては、残された楽曲が心の支えとなるに違いありません。
 志村正彦さんの作詞作曲した音源は聴いていて全く飽きませんし、かなり中毒性の高いものになっています。完璧な歌など存在しないのかもしれませんが、聴けば聴くほど味が出てくるのが志村正彦さんの音楽です。
 彼の死因について気になるファンの方も多いとは思いますが、僕個人としては死因不明のままで良いと思います。正直、ショックを受けたくないですし、核心に触れて欲しくないというのが僕の願いでもあります。
 志村正彦は永遠に若者のすべてなのです。

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