2016年10月23日日曜日

決定事項を覆す

 日本人ははっきりとモノ申さない人種と言われています。つまり、イエスノーを強く言わないのです。学校の中、社会の中、集団の中で決断を迫られることがあります。そこで多数決で決められたことは決定事項です。この決定事項に異議を唱える人は、ほとんどいません。みな諦めてしまい何も発言しません。多数決で決められたことだからでしょうか。いえ、違います。面倒くさいからです。そして意見して目立つことが嫌だからです。だから何も言わないのでしょう。
 たとえ決定事項が覆らないとわかっていても、異議を唱えることは必要です。でなければ、この国が民主主義である必要はなくなってしまうし、国の権力者の都合の良い方向へと導かれてしまう可能性があるからです。

0 件のコメント:

コメントを投稿