2017年4月23日日曜日

本気でやるかどうか

 何事も中途半端では何も獲得できないことは誰しもが理解していることだと思います。仕事ができる人は自分に厳しいので、仕事も遊びも趣味も全力で行います。だから結果を出せるのです。
 全力で何かに取り組むことは真剣であること、換言すると本気であるということです。実は本気で何かと向き合うことは難しいのではないかと思うのです。日本で個性のようなものは尊重される傾向がないように見えます。周りと同調していないと不安を覚える人が多いので、本気で何かに取り組む人を嘲笑する風潮があります。それは昔から存在することで村八分という言葉があるように、大真面目に何かと向き合うことには覚悟が必要とされるのです。生きている時のゴッホは素人絵描きと捉えられ、芸術家仲間や画壇からも全く相手にされず、文字通り村八分の状態であり、散々な目に遭い続けましたが決して画家になることを諦めませんでした。ゴッホが亡くなってからの評価は周知の事実です。
 たとえ村八分のような状態に陥っても本気でやるかどうかは、その人の人間力が試されていると言っても過言ではないでしょう。

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