2016年6月12日日曜日

下品な人につける薬

 「いや~あの人は下品な人だね~」という人がいます。言われた人を見ると、確かになんとなく下品な感じがします。言葉遣いが美しくなかったり、身なりが整っていなかったり、無愛想であったりする人が下品と言われてしまう人達です。それでは、その下品な人は自分を下品であると自覚しているのか、と考えるとおそらく自覚症状がないように見えます。
 電車の中で、大股開きで座っている人に「ちょっと、すみません。つめてもらえますか」と言って、隣に座る人がいるでしょうか。よほど肝の据わった人でない限り現代においては、逆ギレされて刺されたらどうしよう、と考えるのが正常です。
 電車の中で思い出したのですが、学生時代に電車通学をしていた時に乗車席の端っこ(乗客が乗り降りするドアの横)に大人しく普通に座っていたら、携帯電話で爆買いの国の言葉を話す50代くらいの男が大きなカバンを抱え乗ってきて、そのカバンが座っている僕の膝にかなり強めに当たっていました。その男を見上げると「何だコノヤロー」と言わんばかりの形相で睨んできたので困惑した記憶がございます。
 どうやら下品な人につける薬はなさそうです。下品な人にならないように自分も注意しなければなりません。

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