2017年2月28日火曜日

悩みの度合い

 思春期の頃に顔にニキビができることは誰にとっても気になる悩みです。中には、ニキビなどは全く気にしない人もいるのかもしれません。ですが、多感な時期に、しかもお顔にできものができることは嫌なものです。お顔は誰にも見えるところですし、洋服等で隠すこともできないため人に会いたくないと悩む方もいらっしゃると思います。
 ニキビだけの問題ではなく、人間は誰しも悩みを抱えながら生活をしているはずです。それが他人にとって取るに足らない問題でも、本人にとっては重大な悩みなのかもしれません。想像力のない人は人の気持ちを察することができないので、そこのところが理解できないのです。
 僕は学生の頃、学校の給食が原因で食中毒になり、授業中に生徒がトイレに頻繁に立つ状況を経験しました。夕方、塾に行き、そこでも催してしまったので一コマの授業中に二度お手洗いに行きました。その二回目のお手洗いから教室に戻った時に、塾講師が「おいおい、何回トイレ行くんだ。ウ〇コマンだな(笑)」と僕に向かって言いました。その塾講師は僕が給食の食中毒でお腹を壊していること、食中毒でお腹を壊すことの辛さ、これらがわからなかったのです。
 人は悩みを抱えながら生きていくのです。人の悩み、人の気持ちがわかる人間になりたいと常々考えています。

 

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