2023年5月17日水曜日

やる気のないやつ

  アパレルをやっていた頃、やる気があるかどうか、簡単に識別ができました。それは声です。お店によって「いらっしゃいませ」とか「ご来店ありがとうございます」とか挨拶はそれぞれあるのでしょうが、やる気のないやつは声を出しません。結構、若い人。彼らはだるそうにしていてあまり積極的に声を出さない印象。ちなみに僕はバカでかい声が出るので、アパレルの時には重宝されておりました。声出しにはスランプがありません。雨の日に売り上げが伸びない時にも、声を出すことはいついかなる時にもできることなのです(素晴らしい)。そもそも接客業において声出しは大切であり、これはお客さまのためにもなりますし、また従業員がどこで何をしているのかをアピールすることにもつながるので、個人的には声出しは大切なことかと思います。

 安売りの靴屋で働いたことがあります。社員の若い女性でまったく声出しをしない人がいました。つまりやる気がないってこと。社員というものはパートアルバイトのお手本にならなければならないのに、声を出さない、やる気のない社員の人には店長も困っているようでした。アパレル時代には朝礼で声出しの訓練みたいなものがあって、1人ひとり声を出していき、店長が「もっと声出るでしょ」みたいなことがありました。僕はここで鍛えられたので、その後の接客業で声に関して注意をされたことがありません。それどころか「ツンデレさんを見習うように」というモデルケースのような感じになっていましたね。ありがたいことです。声出しという意味でやってみたかった職業が八百屋さん。活気出しがすごくて、とても楽しそうです。

 みなさまの中でも接客業に従事しているかたは多いかと思います。やる気のある人は一生懸命声を出すので、バロメーターとなることでしょう。お客としてお店に行くかたは、店員さんが声を出しているかどうかをチェックしてみるとおもしろいと思いますので、ぜひお試しくださいませ。


 

 

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