2018年12月24日月曜日

人生100年時代

 最近僕の周囲で、よく聞く言葉に「人生100年時代」があります。人間が100歳まで生きることを示している言葉です。確かに100歳以上の日本人は増え続けています。おそらくこれからも増え続けるでしょう。
 一方で「他人に迷惑をかけてまで長生きしたくない」という考え方があるのも事実です。実はこの意見は最も日本人らしい謙虚な考え方だと思うのです。僕の祖父母は元気だったのに、ある日突然、倒れてしまいそのまま亡くなりました。みんな「誰にも迷惑をかけずに逝っちゃったね」と嘆いていました。要は介護をする間も無く亡くなってしまったということです。
 たとえば、車椅子を必要とする場合、電動でなければ、誰かが押さなければなりません。これを他人に迷惑をかけているというと語弊になりますが、人手が必要になるのは事実です。 誰だって車椅子に乗りたくて乗っているわけでもありません。
 人生100年時代は、計画的に考えても突然の病気等の理由から、自身の計画が崩れてしまうこともあります。そのことを頭に入れておく必要があり、日頃から健康に留意するべきなのだと僕は思います。

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