2019年7月2日火曜日

電車内トラブル

 僕は今までの人生を通じて絶叫をしたことがありません。これは必死になったり、感情をむき出しにしたことがないことが原因です。ですが、感情的にならず冷静に論理的に生きていることができている証拠でもあります。
 誰かが絶叫しているのを見て、最も衝撃的だったのが「このつり革は俺のだよ(叫)」事件です。朝の通勤ラッシュの満員電車の中で遠くから聞こえてきた迷言です。その後、サラリーマン風の若い男2人は「次で降りろよ」「ああ、降りてやるよ」と言ってホームで殴り合いのケンカをし始めたのです。その光景を目撃した電車内は失笑に包まれていました。僕も吹き出してしまいそうな自分をこらえるのに必死でした。
 しかし「このつり革は俺のだよ(叫)」はないと思いますね。満員電車過ぎてつり革がどうしても必要であり、つり革の奪い合いになった事実は想像できます。ですが、その後、わざわざ大絶叫するほどのことでしょうか。
 結果的に「このつり革は俺のだよ(叫)」に対し「おい、つり革忘れてるぞ」と誰も言わなかったことが残念で仕方ありません。

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