2019年7月18日木曜日

ジャニーズ事務所の圧力問題

 昨日、テレビのニュース速報で元SMAPの稲垣吾郎さん、草なぎ剛さん、香取慎吾さんを民放各社へ出演させないように圧力をかけていた問題が明らかになり、公正取引委員会が独占禁止法にあたるとして、ジャニーズ事務所を注意していたことが明らかになりました。ニュース速報で流れることは非常に意味のあることだと思いましたが、NHKは9時からのトップニュースで報じ、TBSもこの問題を報道していましたが、他の民放はスルーという摩訶不思議な現象が起きました。ツイッターでは、「やっぱり」「昔からのことを今更」と言った声が多数でした。どういうことかと深く掘り下げて考えてみると、「ジャニーズ事務所を辞めた人間を出演させたら、今後、うち(ジャニーズ事務所)のタレントは出演させませんよ」という圧力、脅迫なのです。僕も大昔、この噂は耳にしたことがあります。
 民放各社がこの問題をニュースで報道しないこと。これはテレビ局のジャニーズ事務所に対する忖度とみてほぼ間違いないでしょう。ニュース速報のニュースをニュースにしないとは珍現象に他なりません。
 それではなぜ民放テレビ局がジャニーズ事務所に忖度をするのかというと、視聴率が取れなくなったら困るから。これが1番の理由です。つまりジャニーズは熱狂的なファンがいるため、視聴率、数字が取れるわけです。逆に考えるとジャニーズ事務所のタレントにテレビ局の出演をしてもらわなくなると数字が取れなくなり、視聴率が低下し、スポンサーが困るという構図になるのです。テレビ局はスポンサーが離れると経営が成り立ちません。だから、ジャニーズ事務所に忖度せざるを得ないのです。
 そして、最近、ジャニーズ事務所のカリスマ、ジャニー喜多川さんがお亡くなりになったことも関係していると思われます(ジャニーさんが圧力をかけていたとは思えないですけど)。絶対権力を握っていたカリスマの死は、もしかするとジャニーズ帝国の崩壊を予兆しているのかもしれません。
 とにかく、稲垣吾郎さん、草なぎ剛さん、香取慎吾さんの姿をいち早く民放で見れる日をファンは待ちわびていることだけは確かです。ファンあってこそのジャニーズ事務所であることを自覚するべきだと思います。


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