2023年6月13日火曜日

知的レベル

  人間には知的レベルが存在します。昔、東大出身者に「ツンデレさんは、どこの大学出てるの?」と聞かれて「〇〇大学です」と答えたら「知らない」と言われました。そうです。東大出身者は東大以外の大学を大学だと思っていないのです。以前に2浪してまで早稲田を受験しようとする浪人生を存じ上げておりました。彼は結局、早稲田大学は不合格。別の大学に進学しました。このように、学歴と知的レベルと仲間たちは同じような環境、状況下において成立するものだと考えて良さそうです。早稲田に行きたい理由はよくわかります。それは社会に出た時に「君、早稲田出てるの?俺の後輩じゃん」となり、仕事面や待遇で良い方向に物事が進むことが考えられるからです。小さな会社で社長が東大出身者。そこの社員もみんな東大出身者という場合があると小耳に挟んだことがあります。そもそも知的レベルは重要だと思います。「コンビニって社会的インフラだよね」と言って「インフラって何すか?」となってしまったら、日常会話が成立しません。天才的な人物に友だちができない理由はこの点にあるのでしょう。要は自分以外の人間が知的レベルにおいて劣るので、会話が成立する人物と出会えないため、孤独になってしまうのです。

 最近思うのが、日本で学歴社会ってなくならないんじゃないの?という点。大学がブランド化していて、一流企業も新卒で優秀な有名大学の学生を獲得したくて躍起になっているといった感じ。売り手市場なので学生は有利でしょうね。特に有名大学の学生は。大学生の頃に牛乳配達のアルバイトをしていました。そこの社長から「卒業後どうするの?ウチへ来ない?」と言われた時には困りました。僕は一介のアルバイトでしたし、イラストレーターとして活動を開始していたので、お断りを申し上げました。彼からするとそこそこの大学出ている若い社員が欲しかったのでしょうね。僕は大人しいのでコントロールしやすいとみくびられたのだと思います。

 みなさまの周りでも知的レベルが似通っていたり、学生時代の同級生とつるんでいたり、そんな状況が多いのではないでしょうか。それはごく自然なことですし、決して恥ずかしいことではないと感じます。それからご自身で知的レベルを上げたい、とお考えのかたは相当な数の本の読書をしたり、年齢行っても専門学校や大学にチャレンジするなどの行為をすることで、知的レベルを向上させることが可能だと僕は考えております。人生は一生勉強の連続ですからね。みなさまの挑戦がうまくいくよう、お祈りしております。 



 

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