2023年6月9日金曜日

図書館の需要

  僕の家の近くに図書館があり、よく利用するのですが、最近気づいたことがあります。それは利用者が昔に比べて、目に見えて減少していることです。昔は駐車場も車がいっぱいで、図書館内は多くの人が利用をしておりました。ところが、最近は館内がガラガラで座って本を読んでいる人も少なくなっております。影響は2点考えられます。まず1つはペーパーレス化。みなさまスマホやタブレットの電子書籍をサブスク等で利用しているのではないかという点。2点目がコロナの影響。図書館大好きの僕自身もコロナ渦は図書館の利用を避けておりました。理由は誰が本を触ったかわからないから。図書館には電子レンジみたいな除菌のマシーンが存在しておりましたが、やはりリスクを避けるという観点から、僕はステイホームをしておりました。

 僕の知人ではまったくコロナを気にせずにガンガンどこでも出かけている人がいて、彼はコロナになっていました。「もう俺1回かかったし、ワクチン打たなくても大丈夫でしょ」という楽観的な感じ。僕とは真逆の性格で楽しいですね。図書館に話を戻しましょう。大学生の頃は大学内の図書館もよく利用しました。難しい学術書を読むことは本当に勉強になりましたし、僕を鍛えてくれた頭のスポーツジムというところでした。大学内の図書館は地下2階まで所蔵庫があり、本当に読書って素晴らしいと思いましたね。唯一残念だと感じたのが大学の図書館は大学生しか利用ができないという部分。せめて卒業生くらいは利用が可能となっても良いのではないでしょうか。

 図書館で働かれている司書のかた。僕の近所の図書館ではコロコロと司書のかたが変わるので、運営している会社の影響なのでしょう。昔は近所の図書館には、その近所の主婦さんが多く働かれていて「ツンデレさん、いつもご利用ありがとう」と言っていただいたりして、顔と名前を覚えてもらうことがありがたかったです。人間関係が希薄になり、図書館は司書の資格がないと働けなくなりました。あの主婦さんたちは元気にしているでしょうか。現在の図書館の司書さんたちはドライな感じで、機械的に仕事をこなしています。これも時代の流れでしょうし、図書館の司書さんのことを僕のような視線から見ている人はいないと思いますので、みなさまもご自由に図書館を利用なさってはいかがでしょうか。


 

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