2025年5月23日金曜日

無人駅

  住んでいる少し行ったところにある某鉄道の駅が無人駅になったと聞きました。利用してみたところ確かに窓が閉まっていて、駅員さんは誰もいない様子でした。これも世の流れ。人件費を削りたいのでしょう。とはいえ、ご年配のかたは何かあった時に問い合わせができなくて、非常に困るでしょうね。何でもかんでも無人にすれば良いというわけではない、そう僕は感じます。スーパーやドラッグストアのセルフレジ、すなわち無人化は定着していると思います。僕もセルフレジの利用にようやく慣れたところです。

 逆に有人レジを貫く企業もあります。良い接客をすれば「あそこのレジっていつも親切だよね」となるので、印象の良い接客ができるお店は有人レジを貫くほうがメリットがありそうです。実際に僕の近所のスーパーにもとても素晴らしい接客をするスタッフの人がいて、僕はそのかたの名前も覚えております。左胸にネームプレートをしているため、苗字はわかるのです。近所の知り合いにその話をしたら「あの人、本当にいつも親切で丁寧だよね」となり、ほんわかした空気になりました。それからスーパーのレジの人ってお手洗いや水分補給をどうしているのかという疑問があります。仕事はみな大変ですが、スーパーのレジは相当過酷な労働環境のひとつでしょう。

 飲食店でも料理を機械が運んでくれるお店があったりします。そのように今後一層、無人化の波は高まる一方で、人間の仕事はAIやロボット、機械に奪われる格好となることは明らかです。若い人たちは新卒で就職するか、手に職をつける、あるいは資格を取ることで、きちんとした仕事に就かないと、将来が大変だと思うのです。

 駅には駅員さんがいる。これは僕が子どもの頃は当たり前のことでしたが、今は違います。無人化に備えて、何かあったらきちんと自分で調べられる習慣をつけておく必要がありそうですね。


 

 

 

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